別名「ライオン・ロック」とも呼ばれるシギリヤ・ロックは古い要塞跡で、ユネスコの世界文化遺産に登録されています。海抜は約370mでスリランカ中部、ダンブッラとハバラナの中間に位置しています。この岩山自体が要塞となっており、そこには王宮跡やライオンの入口、庭、水路、ミラー・ウォール、数多くの美しいフレスコ画等が残されています。ライオン・ロックという別名は、ライオンの入口にあるライオンの爪に由来します。シギリヤ・ロックへは、ダンブッラまたはハバラナよりバスまたは電車で行くことができます。
「シギリヤ」という名前は、ライオンを意味する「シンバ」と山を意味する「ギリ」という2語が合わさってできたものです。ミラー・ウォールや優雅にデザインされた要塞、崩れた王宮のホール、そして和う多くの古代のフレスコ画がシギリヤ・ロックを彩ります。
この要塞はシギリヤに王都が遷都された後、カッシャパ王によって建設されました。岩山の頂上まで登るには約1時間かかりますが、その道中、眼下には素晴らしい眺めが広がります。
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