旅のベストシーズンは?
スリランカはその輝く太陽と青い海で一年を通じて多くの観光客を集めています。旅のベストシーズンは、11月~4月です。この時期、南西海岸は一年で最も天候が良い時期を迎えます。一方、中央部の丘陵地帯は暑さから逃れて涼しさを求める人々にとっては最適で、特に1月~4月は降雨量も多くはありません。最も観光客数が多いのは12月中旬~1月中旬で、3月~4月の時期のイースターシーズンも同様です。7月~8月には国中で多くの活気あふれるお祭りも開催されます。ビーチでの日光浴をお好みの方にも、丘陵地帯での静寂を求める方にも、スリランカは1年を通じて魅惑的な旅をお約束します。

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スリ・ジャヤワルダナプラ・コッテ。「スリ(聖なる)・ジャヤワルダナ(勝利をもたらす)・プラ(都市)・コッテ(元々の街の名前)」の意味。
元々の首都であるコロンボの南東約10kmの場所に位置し、1985年に遷都されました。
コロンボ
94
スリランカ国外からスリランカへ電話する場合には、この国番号の後に頭の0を取った番号を続ける。
日本時間-3時間30分。日本が正午の時、スリランカは8時30分となる。なお、サマータイムは採用していない。
仏教(69%)、ヒンドゥー教(16%)、イスラム教(8%)、キリスト教(7%)
シンハラ語、タミル語。
観光地では英語も広く使われている。
スリランカ・ルピー(LKR)。補助単位はセント。
1ルピー=100セント。
1ルピー=約0.5円(2024年1月8日現在)
クレジットカードが広く使用可能で、特にVISAカードとマスターカードが使いやすい。スリランカの法律では、外国通貨でクレジットカードの決済を行うことは違法となるので、選択できる場合にはスリランカ・ルピーを選択すること。
カードをメインに使用する場合でも、多少の現金は持ち歩いた方が良い。
沿岸部の平均気温は27℃。
ただし、標高が上がるにつれ気温は急激に下がる。キャンディ(標高450m)の平均気温は20℃、ヌワラエリヤ(標高1,890m)では16℃まで下がる。
スリランカの電圧は、230V/50Hz。
コンセントの形状は一般的に三股角ピンのBFタイプと三股丸ピンのB3タイプの2種類が使われている。日本はAタイプなので、日本の電化製品をスリランカで使用する場合には、アダプターが必要となる。
熱帯気候のスリランカでは、薄くてゆったりとした洋服は必須です。しかし、標高の高いエリアに行くと気温も下がりますので、ジャケットやセーター、フリースなども持って行くようにしましょう。ビーチやホテルのプールサイドでは水着は問題ありませんが、ホテル内では禁止です。仏教寺院をはじめとした宗教関連施設や遺跡を訪ねる際には半袖や短パンの着用は避け、露出の少ない衣服を着用してください。
空港、ダム、検問所その他軍関連の施設の写真撮影は禁止されている。また、仏陀像や仏陀の画像の前や横でポーズを取ったり不敬の態度を取らないこと。
テレビや映画の撮影、またスチール写真の撮影には許可が必要。
スーパーやきちんとした商店またはドライバーやガイドから入手したペットボトルの水のみを飲むことを推奨。
胸やけがするときにはココナッツ・ウォーターは効くと言われている。
軽い病気であればどこでも、地元の医者に診察してもらうことが可能。より重症な場合には、コロンボやキャンディ、ゴールなどの大都市の設備の整った病院で、最新の治療や手術を受けることができる。
残念ながら熱帯では蚊はつきものだが、ちょっとした虫よけ対策が大きな効果を生んでくれる。商店や薬局では様々なブランドの虫よけクリームやスプレーを購入することができるし、ガイドやドライバーも虫よけを持っている。
熱帯では日焼けの原因となる紫外線が強い。自分の肌に合った日焼け止めを用意して使用すること。そして、日焼けした後に使用する保湿剤もあると良い。
プライベートガイドやドライバ―を雇って、彼らのサービスに満足であれば、1人1日当たり15~20米ドルのチップを渡すと良い。
<レストラン>
総額の10%をチップとして上乗せすることが一般的だが、最高でもLKR500~1,000程度で十分。
<ホテル>
ルームサービス:LKR300~500
プール・ボーイ:LKR300~500
ポーター:LKR300~500(部屋までの距離による)
<その他>
寺院での靴番:LKR100~200
サファリジープのドライバー:LKR1,000
スリランカで求められるエチケットとは?
外国を旅しているとどうしても気分が高揚しがちです。それでも、スリランカではおおむねホスピタリティをもって受け入れてもらえます。その分、現地の習慣には敬意を払って行動してください。スリランカはまだまだ保守的な国です。特に大都市の公共の場での服装には十分に注意してください。
以下にスリランカで守っていただきたいエチケットをご紹介します。
- 異教徒の入場を禁止しているヒンドゥー教寺院やモスクには勝手に入らないでください。
- 寺院の中の神様の彫刻や像には触れないでください。
- 人の頭に触れたり、人前や宗教施設、神像の前で自分の足の裏を指ささないでください。これらは非常に失礼な行為です。
- 宗教施設に入るときには肌を露出しない地味な恰好を心がけてください。また、仏教、ヒンドゥー教、イスラム教の施設に入るときには脱帽の上、靴も脱いでください。
- 男性女性ともに、ダンブッラ、キャンディの仏歯寺、ポロンナルワ、アヌラーダプラをはじめとした仏教遺跡に入場する際には方やひざが隠れる地味な衣服を着用してください。
- 市街地やマーケットなどでは、女性はタイトな洋服や挑発的な恰好は避け、涼し気なコットン素材の衣服を着用するようにしてください。Tシャツは問題ありません。
- 水着は、ビーチやリゾート、ホテルのプールサイドや観光地でのみ着用可能です。
- 裸やトップレスでの海水浴は禁止されています。違反すると思い罰金が課せられます。
- 公の場で異性間の親密さを表現するのは相応しくありません。
- アーミーウェアは避けてください。
- 人の写真を撮る際には事前に許可を得てください。
- 物を渡したり、受け取ったり、食事をしたり握手をする際には右手で行ってください。左手は不浄だと考えられています。
- スリランカ旅行中に度々人々の興味の中心になってしまっても驚かないでください。人を凝視することは必ずしも悪いこととは思われていません。
- トイレットペーパーは持ち歩いてください(または、スリランカ式に水で洗い流すことに慣れてください)。使用後にはゴミ箱が備え付けられえていればそこにトイレットペーパーは捨ててください。(パイプが細いためにすぐに詰まってしまいます)
- トイレがない状況下で男性が公の場で用を足しているのを目撃しても驚かないでください。同じ状況下女性は、周りを覆って用を足すことが多いです。
- モスクは異教徒にも開放されていますが、お祈りの時間には見学することはできません。特に、金曜日昼のお祈りの際には見学できません。
- 宗教的聖域の一部では写真撮影が禁止されています。また、僧侶と写真に収まろうとしたり、仏陀をはじめとした神像や絵画の前でポーズを取ったりしないでください。
- 地元の人々との会話を楽しんでください。スリランカ人はおしゃべりの人が多いです。